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今、見て欲しい! [不思議な話し]

お待たせしました。(勝手にいいようにプラスに解釈しています。)

いつも読んでいただきましてありがとうございます。



私が小学校、低学年の時の話しです。

私の家は、玄関を入ってすぐ目の前に階段がありました。入って右側には居間です。

居間と玄関をつなぐちょっとした廊下に私は座って、母と話していました。

階段の一番下の段は少し奥に配置されていて、居間からは、居間の壁があって覗き込まないと階段が見えない間取りでした。


私は何か気配を感じ、不意にひょこっと身体を傾け、階段を覗き込みました。

すると、首から上だけある、顔が泥だらけの落ち武者ヘアーの人がいました。

時代劇でよく見る、いわゆる、さらし首のおじさんが目を伏せて居たのです。


こんなにハッキリとそれも首だけ、私は怖さと好奇心から目を逸らすことができなくなりました。


目を伏せて寝ていると思った顔はいきなり目を見開き

(なんだよ、見えるの)ニタ~と笑い(さっきから見てたの知ってるよ~)

その目は下品で幼い私を視姦し、ねっとりと、ねめつけていました。

(一瞬で体中に鳥肌が立ち、気分が悪くなりました。)


私はバッ~と体勢を変えて床にへたり込み、


母に向かって、いる、いる、変なおじさんが、首から上が階段にいる、と言うと

母は、またそんな嘘ばかり言って、と言いながら階段を見ようとしません。

だから~いま、いま、と言っても見ません。(今、思うとコントのようです。)


そのうちに気配は消えて無くなりました。

案の定、母はその後に階段を恐る恐る覗き込み、私の顔を見て直ぐに~噓をつかないんだよ!

と怒りました。(母も薄々、いると認識していたが、わざと去ってから覗いたと私は思いました。いつものこと)


子供心に本当だけど、本当の事を言うと、噓つき、減らず口と言われてしまう。

死んでる人も、生きている人も~見て見ぬふりの意味を理解した時でした。

母や他人から否定されても、私は真実を知っているし、事実なのだから、何を言われても

そうだよね~母は自分に都合がいいように思いたいんだよね~

ハイハイ~と流す子供だったみたいですね。


なので

皆さんに読んで~聞いてもらい感謝申し上げます。

これからもよろしくお願いします。







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