運命の糸(後編) [不思議な話し]
いつも読んでいただきましてありがとうございます。
亀よりも遅いブログの更新にお付き合いして頂き有難く存じます。
相変わらず忙しく、この歳になって目まぐるしい日々を送るとは想像だにしていませんでした。
やはり「歩く座敷わらし」さんとの縁ができたからでしょうか?
座敷わらしさんの話は摩訶不思議な話ばかりで・・・・・
その話は公にしていいものなのか?規制がかかるような・・掲載できるのか・・・・・
書いても信じてもらえないような・・・・・
明らかに違う次元の話になってしまう内容です。
その方の身元がバレしないようギリギリの線を何とかオブラートに包みながら、いつか皆さんに知ってもらいたいと。
そう思っています。
その話はいずれ後ほど・・・・
運命の糸(後編)の話です。
Aさんとは相変わらず友達の枠からはみ出さない、お友達としてのお出かけや交流をしていました。
お互いの目の奥に優しい炎のようなものをチラチラと時折り垣間見える距離まで行くと、また離れるの繰り返しでした。
でも、それがお互いに心地よく、無理強いしない大人のペースでした。
お互いの気持ちを確信する為の帳尻合わせの大切な時間の間(ま)だったのでしょう。
外から見た2人は「じれったい」2人ですね。そんな歌がありましたよね。
私達はお互いにマイペースで各々納得できないと先に進めないタイプの共通点がありました。
ある時Aさんが夢を見たんです。ゆっくりと話し始めました。普段僕は夢を覚えていないのですが・・・
「夢の中でしかかまるんさんと手をつないで2人で光の方向に一緒に歩いて行く夢を見たんです。」
彼は真っ直ぐに私の瞳を見ています。
私は彼の言葉を一言一句漏らさない様に聞いています。
Aさん「不思議な夢なので信じていただけるか・・・しかかまるんさんが不快に思ったら・・・」
私「・・・・それ、その通りだと思います。」
Aさん・・・「お友達を止めて僕とお付き合いしませんか?」
「いつしか・・・しかかまるんさんと会った後に喪失感が・・・いつも心に穴が空いた気持ちになっていました・・・」
私はサラッと「あ・・・なんか泣いてたよね・・・泣いてると思ってた・・・」
(男の人だって泣いたっていいんだよ)
私は笑いながら「私は泣かないけど同じ気持ちですよ!」
運命の糸をやっと手繰り寄せた・・・そんな感じがしました。
どちらかが凸凹とした性格は正反対に近いけれど・・・感性は分かり合える・・そんな人に巡り逢えました。
そんなこんなんな縁でしたが、これがマロンとの出会いと結婚のいきさつでした。
月日は流れまして。
良い事ばかりでなくお互いに別れようと思ったり・・・泣いたり笑ったりの繰り返しを共に歩んできました。
結婚当初に年配の方が「夫婦はどちらかが時には先生になったり教え子になったりしてお互いに切磋琢磨しながら共に生きていくこと」と教えて下さいました。
私はその言葉がとても印象的でその通りだと思いました。
いつも片方が上だと、いつか無理がたたりバランスを崩していきます。夫婦はバランスが大切だと思いました。
噓をつく事はなく隠し事はしない方がいい、偽りを作ると偽りの時間に翻弄されて目の前が見えなくなってしまいます・・・・何が悪いのかも分からなくなってしまう・・・・
私事の経験から・・・
今日は中秋の名月。
月に想いを馳せて愛猫の温もりを愛おしく感じながら・・・・眠りに就こうと思います。
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