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運命の糸(前編) [不思議な話し]

いつも読んでいただきまして、ありがとうございます。

だいぶ、ブログがご無沙汰になってしまいました。

更新していないのに閲覧していただいた方には、とても感謝しています。


最近、人生の歯車が違う道にチェンジされてゆっくりと回り始めたような気がします。

だって、スイッチを押した人に心当たりがあるからです。

その人は、「歩く座敷わらし」と言われています。

その人に出会って「座敷わらし」なので恩恵を受けて忙しくなりました。

私の世界観がガラリと変わり、自分自身を改めてちっぽけな存在だと再確認しました。

私は、臆病なので陰からジッと様子を伺いながら生きてきたタイプです。

そして、その人の目から見た人間模様の光と影を傍らで見ながら一喜一憂して奮闘している所です。

何事も上手く行くことを切に願っています。

広い意味で平和が一番ですね。



今回は「秘密の手紙」の冒頭に書いたABCのAさんの話しをしたいと思います。


「神の手雲に運命の糸を絡めとってもらっている事に、私は気づいていませんでした。


Aさんが将来の自分の夫になるとも知らずに・・・・・」


それから月日は流れ、運命の糸を手繰り寄せる為に時間がかかったのでしょうか?

1年余りも何の変化もなく時は過ぎて行きました。

例の友達は紹介された男性と順調に交際が進んでいました。ちょうど私に報告をしに家に遊びに来ていました。

彼女はおもむろにケータイ電話のメールを私に見せ始めました。

[バースデー]」「誕生日に[バースデー]マークが来たんだよ!」「Aさんしかいないと思う!どうすればいい?」

「私に貸して!」彼女のケータイを借りて私は、文章を打ち始めました。(友達の振りをしました。)

私「お久しぶりです!Aさんですよね。お元気でしたか?いきなりですが、私の友達と会ってみませんか?」

そして・・・・止まったままの運命の糸がスルスルと動き出しました。

私のメールアドレスを添付してAさんに送りました。

イタズラ心も相まって、Aさんはどうするのでしょうか?。

何故かそうしたいと素直に突発的にそう思ったからです・・・私の野生の勘は何かを漠然と感じていました。


そうこうしているうちにAさんと会う約束の日が来てしまいました。

ショッピングモールの映画館の前で待ち合わせです。

私は、頭の中で違うことを考えていました。

スピリチュアルのMNさんの弟子のTさん(日本人)から言われた事がありました。(その頃から1年前ぐらい)

Tさん「いろんな人に、いい人いるかな?、と聞いているみたいだけど(笑)もう、そこまで来ているよ。

彼のタイミングがあるから。

何もしなくても向こうから来るから!あなたはただ待っててあげて。会えば分かるから。」

「自分から動こうとしないでね!向こうからあなたを見つけて来るから。」

私「お願い!ヒント!」

Tさん「彼が自分で来ようと思わないと。余計な事は出来ない。しいて言えば大人しい感じで陰から覗いて見ているよ。」

私「何だそれ?シャイな感じの人・・・・なの?・・・」(首をかしげる)(想像出来ません)

そういえばこんな事を言われた覚えが・・・・と昔のTさんとの話しを思い出していたのです。

私は、変なところが抜けているのですっかり忘れていました。

漠然とそんな事があったと思い出しながら、Aさんとの待ち合わせの場所へ移動していました。

予感だけして何も実感がなく正直よく分からないのです。


ショッピングモールのエスカレーターを上ると直ぐに映画館の入り口が見えます。

私は、さっさと駆け上がり1人の気になる男性をスローモーションの停止画の様に目でとらえていました。

んっ?この人かな?この人じゃない?その男の人に話し掛けようとするとスッと人混みに紛れてしまいました。

直ぐに電話を掛けるとAさんが出ました。(先ほどの人で合っていました。)
お互い電話をしながら視線がお互いを認識したので電話を顔から外しながら会釈します。
直ぐに、お見合いで見た写真より違う印象だと思いました。
写真では神経質そうな緊張した表情でした。
実際に会ってみると、塩顔で真面目な素朴な感じの落ち着いた印象を受けました。
その時は何の感情もなく、ただ、友達の輪を広げるのもいいなと思ったのでした。



次回に続きます。






タグ:運命 糸
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