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ライブのビデオ [不思議な話し]

いつも読んでいただきまして、ありがとうございます。

先日、友達とお蕎麦を食べに行き、帰りに友達の近所の人がお薦めする神社に参拝に行きました。

突風の如くいきなり現れた白い黒ぶちの猫ちゃんがお出迎えしてくれました。

たまたま外出の為に出てきたイケメンの宮司さんが「たまちゃんはお客様歓迎担当です。」と紹介して下さいました。御守りの陳列の横にも、もう一匹の三毛猫ちゃんがちょこんと座っていて何ともほっこりする神社でした。

猫ちゃんを可愛がってくれる神社に嬉しく思います。またお邪魔したいと思いました。


昔の話をしたいと思います。

中学生時代に頻繫に幽体離脱していた時の、思い出した話です。

幽体離脱は現在過去未来関係なく行き来できるみたいです。(勝手な個人的な意見)

何故そう思ったかと思うエピソードがあります。

中学生時代のある日の朝、起きると頭の中であるミュージシャンの音楽がガンガンと鳴り響いていました。

目覚めると記憶は潮が引くようにスッとおぼろげになり・・・耳に音が張り付いています。

夢うつつながらもライブに行っていたという確信。

ライブ会場で最前列に立って演奏を聴いているリアルな夢を私は見ていました。

私の知らない、テンポの良い歌で飛んだり跳ねたりノリノリでした。

時間が経っても同じフレーズの歌詞がこだまの様に耳にこびりついて離れません。

ついさっきまでライブ会場にいたのに、なんで今家にいるのかと、そちらの方が不思議な感じがしました。

(家は貧乏でお小遣いもなくCDも買えなく機械もありません。音割れしたラジカセが一つありました。)


ああ、


また私は、何処かに行ってしまったんだと思いました。


私としては現実に行っていない訳だから何も悪くなく、感覚、感性は自由で何が悪いの?そう思っていました。

私だけの秘密の特権だと思っていました。(説明する事も困難なので秘密)


いつしか夢の中でライブに行っていた事は忘れていました。

時は流れ、高校生になりました。

ある日、一人の友達が自分の好きなミュージシャンの売れる前のライブビデオをどこからか入手して来ました。

その希少価値のあるお宝ビデオにしかかまるんが映っていたと騒ぎ出しました。

直ぐに友達に「○○のデビュー曲が収録されていて、売れる前のライブに行ったのか?」聞かれました。

私は素っ気なく「行っていない」と返答。

映っているから確認してくれと半ば強引に押し通され確認する事になりました。

それは小さなライブ会場でのライブ風景が撮影されたもので、ホームビデオで撮った様な感じでした。

友達が停止画面にした最前列のおかっぱ頭(ボブ)の横顔は正しく今の私でした。

「右頬のほくろの位置だって同じじゃん!」

(鳥肌が立つ)友達は興奮して「ほら!しかかまるんだよ!」と叫びます。

私は沈黙の後、東京まで1人で行ける度胸もお金も持っていない事などを説明して、世の中には三人似てる人がいるからその1人だと言い放ちました。

(こんなに似てる人はいない!認めろ、と引かず食って掛かる友達)

私は「真正面の私らしい顔が映っているのがあったら認める」と言いました。

(真正面の顔を何回も確認して探しましたが、髪が掛かった横顔が3回ぐらい、うつむく横顔などが映っていただけでした。)


中学時代に幽体離脱して未来の高校生の私が○○のライブに行っていたなんて言えません。

私は噓つきなのです。

何故ならそちらの方が無難だからです。

(説明出来ない事は自分だけ理解していればイイヤと思っています。)

幽体離脱している時の私は、人に見つかってはいけないと言う自覚があり、誰かと関わったり喋ったりが可能だった。(幽体離脱していても他の人から実際に見えるし人と喋れる)

それは偽りの世界でしかなく存在しない人間関係です。

ライブのビデオ撮影していた時も故意に顔を隠しながら、ここも出没できるのは潮時だと思っていました。

だからライブのビデオに真正面の顔は映ってないと確信がありました。(当時は個人情報などの認識はない)



不思議な話なので信じるか信じないかはあなた次第でお願いします。

また、思い出しましたら幽体離脱の話にお付き合いして下さいませ。


※このエピソードは「疑惑の夏祭り」でも触れましたが今回は詳しい内容になっています。



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