後悔と匂い [不思議な話し]
いつも読んでいただきまして、ありがとうございます。
お休みしてしまいました。私生活で色々とありましてブログを書ける余裕がありませんでした。
不定期にて更新しております。どうかご了承くださいませ。
今回は短い話を二つ。先ずは分かっていたのに後悔した話。
幽体離脱をしていた頃(中学生時代)の思い出した話。
私は、夢なのか?幽体離脱なのか?幽体離脱のほうだろうと漠然と感じながらあるアパートの窓辺に佇んでいました。
目の前には添い寝している四人組の男女が間隔を空けながら寝ていました。
三人女の人が寝ていて、未来の私らしき人が一番端に寝ているのが確認できました。
その私の隣りの離れたところに男の人がポツンと1人で寝ていました。
幽体離脱の私は、突然思い出した様に怒りを覚え「こんな奴と関わってはいけない!その男から離れろ!」
そうゆう感情が沸き上がり、未来の自分の足をその男の人から「離れて!」強引に急に手で「がさっと」離していました。
未来の自分は悲鳴を上げながら驚いて直ぐに飛び起きて固まっていました。
不可解な出来事(夢か現か)だと思いながら、普通に朝になり中学生時代の私は目が覚めた記憶があります。
何年か経ち社会人になった私は、自分のアパートで会社の同期と遊んでいた夜に実際に何者かに足を捉まれました。
その時は脳裏を一瞬横切りましたが・・・まさか・・・
青春を謳歌する事に夢中になり何か重要な事を忘れていたのです。
過去の私が未来の私に警告を出していたのに私は、その人と付き合い・・・・・
案の定、ハッピーエンドとはほど遠い結末を迎える事になりました。
当時、気づいていたのに、避けられた縁だったのにと、だいぶ後悔をしました。
次は匂いの話です。
まだ私が若かった頃の職場の忘年会の時の話です。
普段の服装とは違う私を見た職場のおじさんに「いいなぁ~」と言われ、最初は和気あいあいと喋っていました。
酔っていたのもあり、いきなりおじさんが私の胸を触ったのでドリフばりに頭を「パコーン」とはたいてやりました。まさか反撃するとは思わないセクハラおじさんはフリーズしていた。
(お笑いテレビ番組ドリフターズが昔はあった。)
工場長が「お前凄いなぁ~助けようと思ったけど怖いなぁ~」
私は、「怖いから近づかないで下さい。」(工場長はいい人でセクハラしない人)
数か月経ったある日、セクハラおじさんに会社の休憩時間にすれ違いました。
私は、振り返り「なんか・・・匂いがする。失礼だけど、どこか身体が悪い所ある?病院で診てもらった方がいい。」
セクハラおじさんは「ありがとう。大丈夫。病院に行ってるから。」
その後、直ぐにセクハラおじさんは病気で亡くなってしまいました。
若い人が来るとあの人も喜ぶからとセクハラおじさんの同僚に誘われて(セクハラはひと先ず置いとく)
ご自宅にお線香をあげさせて頂くのにお邪魔した記憶があります。
奥様は憔悴していらっしゃいました。
私の心に引っかかっていた物がスッと消えた気がしました。
本編は以上です。
ここで、冒頭の話に触れさせていただきます。
身近な人で、しかかまるんは強いからと言われますが・・・傷ついたり悩んだりします。
(散々悩んだ後には、サッパリして次に行こう!タイプです。)
自分の利益のためだけに、人から奪おうとする人(テイカー)、人に利益を与えると自分にも与えられる事を知っている人(ギバー)という記事を目にしました。
今の私は、これだと思いました。
根っからのテイカーの人→自覚症状がなく、自分の意見を(忠告した)強引に押し通したテイカーの人→私。
悪循環の波紋が広がって私にも波紋が押し寄せて来てしまいました。
私は、裏切られて虚しく一人ポツンと冷たい湖の中に佇み。
冷たい湖面に足を突っ込んで踏ん張って理不尽な波にさらわれない様にするのが精一杯です。
最近、ドラックストアで買い物をしていてレジ待ちで並んでいました。後ろの紫色の服を着たご年配の女性に顔を覗き込まれ
「かわいい」「あなた、とてもかわいらしいわ~」
一瞬、状況が吞み込めず、とっさに「ありがとうございます。余り言われないのですが・・・」
異性より同性に言われる事は思惑や含みもなく、とても心地よく、曇っていた私の心が晴れていく気がしました。
かわいいの判断はさて置き、見ず知らずの方に言葉のプレゼントを頂き、心が救われた気がしました。
あのご婦人はギバーの人だと思いました。(自分に返ってこなくても別の人に与えている)
私のブロブに訪問して下さる方、本当に感謝申し上げます。
(皆様に、癒されています。)
あなたの頭の片隅に邪魔にならない様にちょこんと座らせて貰えるだけで嬉しく思います。
今、身体や心が何かしらの事情で困難の方、早く治癒されます様に、切に祈っています。
どうかご自愛して下さい。
皆様の力をお借りて、私もチョットだけ踏ん張ってみようと思います。
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