意を決して話しかけました [近所話]
いつも読んでいただきまして、ありがとうございます。
投稿の期間が空いてしまいましたがご了承ください。
ちょっと私生活でバタバタしていました。
今回はその話をしたいと思います。
私は、感情が先走ってしまい後先考えなく、行動実行してしまう時があります。
何年か前も呆けた犬を拾って来てしまいマロン(旦那)に飼うと強引に押し通してしまいました。
拾得物の手続きをしたり行政の手続きをしたり色々と大変でした。
(後先考えないで淡々と処理すればいいやと思う思考)
私の頭の中で何かの縁だ!この犬の最後ぐらい看取ってあげたい、と強く思ってしまったのです。
明らかに面倒見てもらってない犬はボロボロで汚く老犬でボケていたので捨てられていました。
なので寿命は短く、飼ってから1年で亡くなってしまいました。
私の幼い記憶の中に昔飼っていた「黒」と言う犬に重ね合わせていたのだと思います。
その話はまた、心の整理が出来ましたら別の時に話したいと思います。
さて、本題です。
私の家の付近は猫飼いの密集地帯です。
(野良猫も自分がいじめられない地帯と認識している模様)
(隣りのお家は窓辺に寝そべる私の家の猫を見て引っ越しを決めたそうです。)
常に庭に野良猫が来ると、去勢して地域猫にしないといけないと日頃から思っていました。
現実問題として、なかなか難しく敵もさるもの引っ搔くもので捕まりません。
ある日、茶色の野良猫が家の庭に来ました。(後に「茶々」と命名)
その猫は小さくて人を見ると怯えていました。
家猫センサーが庭に野良猫が来ると騒ぎ出し「来たよー」と家猫軍団が教えます。
そうこうしているうちに茶色の猫は雌だったらしくお腹がおっきくなってしまいました。
みるみるうちに子猫を五匹も産んでしまい、はてさて困り果てていました。
その日、隣りの(豪邸)人が子猫を保護しようとしていたのをテレビドラマの「家政婦は見た」バリで覗いていた私は、意を決して隣人に話しかけました。(バリ=バリエーション)
それからとんとん拍子に両隣の近隣達と即席の捕獲チームが出来ました。
親猫、子猫の潜伏先をご近所の協力のもと庭を数日かけて行ったり来たりして親猫、子猫五匹、無事に保護する事が出来ました。
(コロナで人と触れ合う機会がなくなっていたので皆さん楽しそうにしていました。)
最後の子猫二匹は竹やぶに潜伏していたのを親猫(茶々)をおとりにして時間をかけて捕獲した時はみんなで歓声をあげました。(不思議な連帯感)
親猫(茶々)は私の家が引き取り、去勢、予防接種、夜鳴き、先住猫の対面などでバタバタしていました。
しかし、話はめでたしめでたしでは終わりませんでした。
隣人の人がシャム猫雑種の野良猫も五匹産んでこの間連れているのを見た時は卒倒したと話してくれました。
ちょっと待って、何と、気の強い直ぐに引っ搔くシャム猫ミーちゃん(勝手にあだ名)も五匹子猫を産んでいました。
(隣りの奥さんから聞いた時には顔面蒼白)
私の喪失感と現実的なジレンマ、全部の猫は救えない・・・・
今回も捕獲するのに(人手)五人で捕獲していました。(皆さんボランティアです。)
シャム猫ミーちゃんは、前の隣人が捕獲器を設置した側を匂いを嗅ぎながらスルーして行ってしまいます。
警戒心の強い頭のいい猫です。(人間なんて信用しません顔をしています。)
茶々は人間を信用して人と縁が出来ましたが、シャム猫ミーちゃんは野良猫気質まっしぐらです。
ミーちゃんの子猫は一匹、また一匹といなくなり、とうとう最後の一匹になってしまいました。
結論はやはり去勢して地域猫になるしかありません。(中々捕まらない)
経済的な問題、飼う人の年齢の問題、色々な壁が立ちはだかります。
私の家では茶々が最後の猫になります。
私個人の意見としては、野良猫が自然繫殖してなおかつ生体販売は悪循環でしかないと思っています。
(命を誕生させて売買するより今ある命を大切にした方が単純で物事が理路整然になると思います。)
皆さんもどうにもならない出来事に直面した事がありますか?
タグ:地域猫 捕獲