地元の古墳 [不思議な話し]
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
皆さんにとって幸せな一年で有ります様に願います。
久しぶりに書かせていただきます。
うちの実家の近くに男体山と女体山と呼ばれる古墳があります。
前方後円墳で草がぼうぼうと茂り人が入れない感じで、周りが田んぼに囲われています。
たまに整備されて草が刈ってあるな~と道路に面した道すじで気づくくらいで、気にも留めることなく、地元で立ち寄る人は滅多にいません。
幼い頃に私の弟が友達と古墳で撮った写真は木々の葉がうっすらと人の顔に見えたので直ぐに伏せて見なかった事にしました。
知り合いの霊感が有るっぽい子は、古墳の上空に龍が円を描く様に泳いでいたのが見えた。なんて話も。
古墳はちょっとした林みたいな感じなので地元じゃない近所の親子が、虫取りに行って帰ろうとしたら新車なのにエンジンが掛からなくなり、近所の車に詳しい人を呼んだけれど、六時間後にやっとエンジンが掛かったという話も。
時代は流れまして。
小学校が夏休みのある日、子供が虫取りに行って来ると言ったので、私は慌てて後をつけて行ったのですが、あっという間に遠く彼方に走って、もう、古墳の入り口にいたので「奥に入ったら見えなくなるからダメ」と大声で言いました。
本当は古墳の敷地内に入ったら、何者かが怒る気配を感じて、触らぬ神に祟りなしと瞬時に思ったからでした。
また時代は流れまして。
あれもまた夏の季節で子供も高校生になり、手がかからなくなり、私が友達のNさん家で浴衣の着付けを練習している時に携帯電話が鳴りました。
息子が
「俺は行かない方がいいって言ったんだけど、あの古墳にみんなで高校生最後の肝試しに行こう~ってなって」
私「行っちゃったん?」
息子「うん、そしたら、暗闇にぼうっとした光があって、なんかな?思ってそっちの方見てたら、なんかヤバイから帰るぞ!だってぼうっとした光がついてきて○○が連写して写真撮ったら着物姿の女の人の顔が、写っていたんだよ!」
「ずっとこっちを見てて陸橋の所まで後をついて来てたんだよ!」
「マジでヤバイんだけど、どうしたらいい?」
私「とりあえず、そのままでは家に帰れないから、あそこのコンビニに、友達といて!MNさんに電話して聞いてみる」
※MNさんは波瀾万丈エピソードブログに出てくる、卒業~のスピリチュアルの友達です。
NさんがMNさんに電話してくれて、例の写真は直ぐに消去して、全員Nさんの家に来て簡易的なお祓いをする事になりました。
子供達をNさんちの庭で出待ちしていた私を見るなり、
「なにっ?着物きて怖い~怖いよ~(涙目)」と息子の友達に叫ばれ、
私「これは浴衣です。」
「携帯新品なのに~」と叫ぶ息子の友達の声を聞こえないふりをして、携帯は塩で清め、
Nさんはメンタルが強いのでMNさんの指導の元、言われた通りに簡易的なお祓いをしました。
(MNさんが自宅でお祈りをして、リモートお祓いしてもらっていました。)
息子と友達には「触らぬ神に祟りなし」の話をして、高校生活最後の思い出にとか、
みんなで一緒だから何でも大丈夫とか、そんなんないから~と軽く説教しました。
(高校生になっても、たまに手がかかる)
昔の話しですが、例の古墳をネットでたまたま、見つけたので思い出して書きました。
皆さんも地元の人しか知らない話し、ありませんか?
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